証券会社毎のスピンオフ対応について

こんばんは。かぜふくままです。
45歳から投資を始めた投資初心者です。FIREを目指して投資を始めました。
40代、50代で投資に興味を持った方に向けて、参考になればと思い、書いております。

今日は、証券会社毎のスピンオフ対応について、ちょっと調べてみます。

基本、僕自身がSBI証券と楽天銀行しか使っていないので、誤りがあったら教えてください。

銘柄によって対応が違う場合もあるので、しっかりご自身でも確認してください。

  • 自分が扱っている証券会社でのスピンオフ対応が知りたい方
  • 自分が持っていない証券会社のスピンオフ対応が知りたい方

そんな方に向けて書いていきます。最後まで読まなくても、自分の気になる証券会社の情報にジャンプしてみて下さい。

・SBI証券の場合

IBMのスピンオフ対応についてですが、「特定預り口座」にあった株式は、「一般預り口座」に移動します。

その上で新規にスピンオフされた子会社「キンドリル」も取り扱いするとの事で、「一般預り口座」にIBM株とキンドリル株が仲良く入っていました。

今回、IBMの株を5株持っている毎に「キンドリル株」を1株貰えました。

45株のIBMで、キンドリル株を9株もらいました。

端数があった場合、現金で貰えるのかもですが、詳細は不明です。

あと、キンドリル株の取得金額が0円になっています。

確かにそうなんですが、売る時に困るので、IBMの買値などを持っておくと安心。それを元に、取得金額を算出できるようです。

逆にそれが証明できないと、「売値の5%を取得金額とする事が出来る。」らしいです。税務署の勝手で。

つまり、ほとんどを利益と考えて、95%に税金を掛けますよ。って話。ひどいですよね。

NISA口座に入っている分に関しては、NISA口座から出る事は無いようです。

AT&TをNISA口座で持っているので、そちらがスピンオフしたらまたブログ書きますね。

・楽天証券の場合

楽天証券では、スピンオフのコーポレートアクションが起きた場合、「特定口座当社対応」が「×」になっているので、一般預り口座に振り出されるようです。

色々探してやっと見つけました。楽天証券で、IBMのスピンオフに遭遇した方。

スピンオフすると持ち株はどうなるか | ライオンの木 (rainoki.com)

「特定預り口座」分は、「一般預り口座」に移動してしまったようです。表の通りですね。

他にも、「まじで?」って情報が詳しく書いてあるので、ぜひ見に行ってみて下さい。

僕は、ちょっと、「え~~~~」って思いました。

・マネックス証券の場合

マネックス証券で運用している方のブログを見つけました。

IBMスピンオフに関するメモ書き | こたろーの米国株投資 (anyone-invest.blog)

今回のIBMに関しては、「特定預り口座」で運用していたIBM株はそのまま、キンドリル株は「一般預り口座」になったようです。

ちなみに、非課税口座(NISA?)の場合は、両方、非課税口座に入ったようです。(マネックス証券の説明文からの憶測です。)

・DMM株の場合

DMM株で持っている場合、「特定預り口座」から「一般預り口座」に移っているようです。

あと、キンドリル株も取り扱い予定となっているので、「一般預り口座」に入ったと思われます。

・PayPay証券の場合

IBMの株がどうなったかはよくわからないんですが、キンドリル株は取り扱いが無かったので、現金精算になったようです。

結局、キンドリル株はスピンオフ直後に49ドル位でしたっけ?そこから20ドルを切る位まで下がってきたので、当日現金になってしまった方がお得だったかも。

手元にキンドリル株が来た頃には20ドル代だった気がする。

まあ、「たられば」な話ですね。

・キンドリル株の取得金額の算出について

3つの話が見つかりました。

  1. キンドリル株(KD)の取得金額は売価の5%とする。
  2. IBMの取得金額から、スピンオフ比率を勘案して、IBM金額 5/6、KD金額 1/6とする。
  3. スピンオフの現地権利落ち日当日の終値が、スピンオフ銘柄の取得価格となる。

どれも合ってそうです。

1の方は、先に書いた、「取得金額がわからなくなった場合、売価の5%として良い。」って税務署のルールを適用した考え方です。

僕は、2の考え方が、好きというか、正しい取得金額の算出方法のような気がしてます。

IBMの一部を切り離した先がKDなわけで、IBMの資産を持って行ってる。その分を正当に取得しただけなので、価格は、その分の価格でいいのでは?と思ってます。

この辺は所管の税務署に問い合わせした方がいいかもですね。

ただ、「取得金額がわからない。」って言うと、もれなく、税務署の税理士さんに、1の5%ルールを教えてもらえそうです。

3は、あるブログに書いてあった話ですが、「証券会社の回答」だそうです。これも合ってそう。だって、その日に取得したんだから。「取得単価」としては合ってそう。

難しいね。スピンオフ銘柄って。

まあ、これらを参考にしつつ、税務署に確認してください。

・まとめ

  • 証券会社によっても、銘柄によっても対応が違うようです。個別確認が必要。
  • 面倒だから、スピンオフ前に売る方がいいかも。
  • 取得金額は、よく考えて、理論武装して「これで合ってますよね?」って言えるようになってから税務署に相談した方が良さそう。

今日はこれくらいにします。
まだまだ読みにくい箇所や見え方なども勉強中なので、少しづつ直していきます。
またお時間がありましたら、ご来訪頂ければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご質問があれば、コメントにでも入れて頂けると、出来る範囲で回答します。
これからもよろしくお願いします。

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